“Special7”という名の挑戦。
ミニマリズムの熱、まだまだ冷めそうにない。
むしろ最近は、ますます火がついている気がする。朝、コーヒーを飲みながら部屋を見渡す。ふと、「もっと減らせるな」とつぶやいている自分がいる。先日もBookOFFにダンボール3箱分の本や雑貨を手放したばかりなのに、どうやらこれは序章に過ぎなかったらしい。
今、自分のなかでミニマリズムは「趣味」でも「目標」でもなく、感覚に近い。「この空間に、もう少し風を通したい」。それが原動力になっている。
クローゼットと向き合う、静かな戦い
特に手強いのが、洋服。油断するとすぐ増える。なんとなく買ったシャツ、セールで手に入れたけど一度も着ていないニット……。クローゼットを開けるたびに、小さな罪悪感が顔を出す。
そんな自分に課したルールが、“Special7”。
トップスもボトムスも合わせて、7着だけ。名前の通り、選ばれし“特別な7着”で暮らしてみようという試みだ。
“Special7”のマイルール
・とにかく7着に絞る。
・1枚買ったら1枚手放す(1in1out)
・季節が変わったら見直す
このルールを守れば、クローゼットに余白が生まれる。そして何より、「迷わなくなる」。朝の着替えにかける時間が短くなれば、そのぶん心が軽くなる。
もちろん、簡単なことじゃない。服には思い出や気分が染み込んでる。だけど、だからこそ“選び抜く”という行為が、日常を特別にしてくれる気がしている。
減らすことで、自由になる
ミニマリズムの本質は、ただモノを減らすことじゃない。
選択肢を削ることで、「何を選ぶか」に集中できる。
モノが少ないということは、手間も迷いも少ないということだ。
余白がある部屋は、心に余白をくれる。
「本当に必要なものだけに囲まれて生きる」という選択は、決して貧しくなんかない。むしろ、豊かだ。選び抜かれたモノたちには、どこか誇りすら宿る。
“Special7”がくれる、新しい自分
これから、“Special7”がどんな変化をもたらすのか楽しみだ。
服が減ることで、思考がどう変わるのか。
自分の「好き」がより研ぎ澄まされていくのか。
あるいは、なにか大事なものに気づくきっかけになるのかもしれない。
7着で生きるなんて、無理だと思っていた。
でも、いまはちょっとワクワクしている。
服が少ないぶん、日々の選択に自信を持てるような気がして。
「自分らしく、すっきりと。」
そんな暮らしが、やっぱり心地いい。
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